カラダヅクリコラム
成長発達の過程を用いてのコアの再構築
経年の姿勢不良、動作の劣化を原因にPain (痛み、違和感、苦痛)を感じる場合は、その根本改善のため成長発達の過程を用いてのコアの再構築するプラグラミングが有効だ。
「SMU / FMU」 安定と動作の順番を考慮し、抗重力筋での支え方を再構築したい場合、OKCから漸増的にCKCに移行したプログレッションは姿勢不良 / 動作の劣化のタイミングを把握するのにもふさわしい。
それは、生後赤ちゃんが立位になっていく様を参考にする。
仰向け、横臥位、うつ伏せ、腹ばい、四つん這い、はいはい、膝立ち、片膝立ち、立位
各ポジッションにおける、呼吸、スタビリティ、モビリティ、プロプリオセプションの感受性などを高めるプレパレーションをメイントレーニングの前に行うことによって、トレーニングによる怪我・障害を抑制し、トレーニングによる恩恵を十分に引き出すことができるであろう。
過剰な機能は抑制し、足りない機能は補う
健康上は「過剰な機能は抑制し、足りない機能を補う」ことで、有限である身体の機能を大切に使うことができる。
日常生活での身体の酷使、小さな頃からの動きの癖、長時間の座位からくる姿勢不良によるコリやハリは、一定方向の動作のみを円滑にさせ身体の秩序を奪ってしまう。
メインのトレーニングに入る前に、ゼロベースの体に近づけて、「トレーニングの恩恵」を受けやすい状態にし「トレーニングのリスク」最小限に食い止めることが重要である。
自分の身体の機能に見合わない重量、難度を根性論だけで乗り越えた体が朽ち果てていくのを幾度となく見てきた。
たった一つのカラダをもっと大切にしたい。
皆様の本気お待ちしております!
トレーニングフロウ
アップデート / メンテナンス
皆様もスマートフォンでお気に入りのアプリがあると思います。
お役立ちアプリからSNS、エンターテインメント等、様々な機能で私たちの生活を豊かに、快適にしてくれます。
そう、今日のコラムはそんなアプリたちに定期的に行われるアップデート / メンテナンスのお話です。
一般的なアプリは、ある一定の時間アプリの利用を制限し、
「不具合やシステムエラーの改善」「新しい機能の追加」を行います。
ユーザーからの声を形にしたり、より良いサービスのための準備時間として定期的に所要されます。
一時的にアプリが使えなくなるので、「わずらわしいな」と思うかもしれませんが、より良い機能を保つためには必要な時間となります。
カラダにも同じことが言えるでしょう
「痛みや違和感の改善」「ルックスの劣化の改善」「体組成のコントロール」「新しい機能の追加」
そのアップデート / メンテナンスを「パーソナルトレーニング」の時間と思ってください。より良い機能を保つためには必要な時間となります。
なぜ「不具合やシステムエラー」おこるのかを共に考え、それを未然に防ぐ「新しい機能の追加」にライフスタイルの一定のお時間をください。
必ず力になります。
最後に、アプリと体の決定的な違いは「Delete」にあります。
「気に入らない」「使いづらい」「不必要」なアプリはすぐにでも消去できますが、あなたの大切な体はそういきません。
ご自身の体の機能を見直し「痛みがない」「見た目が良い」「疲れない」を目指しましょう。
皆様の本気お待ちしております!!
赤神
その場しのぎ / 単独のメソッドからの卒業
体づくりを考えたときに、選んだ方法が「自分の体」「ライフスタイル」に合っているかということがキーポイントですが
その前に、選んだ方法が「その場しのぎ」なのか「根本改善」を考えることが、とても大切になります。
減量 / ダイエット /ボディメイクを目的とした場合
「太ったからしばらく食べない」「とりあえず走る」ではなく
「自分に必要な栄養素を考える」「なぜ消費カロリーより摂取カロリーが多いのか」「なぜ食欲に依存してストレスを解消するのか」「基礎代謝を上げるために運動習慣を持つ」
「体の機能として取りないものは何か」「体の機能として過剰なものは何か」etc ...もっと根本的なことに向き合うことが重要です.
人間は食べずに生きていくことはできません。食べないということはカロリーの制限になりますが、ビタミン・ミネラルといった体を調整する栄養素の枯渇を招いてしまいます。
「健康のための食事」「楽しむための食事」を分けて考え、食について考えていく必要があります。
ヨガ / ピラテス / ◯◯式 / ~メソッド
たくさんのメソッド/方法論はありますが、全て万人に向けたものではなく、その効果にも個人差があります。効果がないだけではなく怪我・障害につながるケースも多いです。
原則にそってカラダ本来の機能を引き出すことによって、メソッドが生きます。今一度カラダに自信を持つために基礎からトレーニングを行いませんか??
皆様の「なぜ」に応える指導を心がけております。皆様の本気お待ちしております!
赤神